大貫本店 - 現存店で最古の中華そば
兵庫県尼崎市
2014年ラーメン148杯目(今年1回目 通算1回目)
この日は私にしてはかなり珍しく、兵庫県での仕事でした。現場は塚口駅周辺だったのですが、そちらが終了したのはちょっと時間がかかり15時45分頃。そして遅い昼食を取ることになるのですが、今回は事前に予想していたので先に検索しておきました。ということで向ったのはちょっと南下して尼崎駅のほうへ。近くのコインPに停め、少し歩いて向いました。
大貫 本店
こちらのお店、創業が大正元年とかなり古く、「現存する中では最古の中華そば」と言われているようです。以前から1度は行ってみたいと思っていたので早速入店。時刻は16時過ぎで、先客2名の後客1名と持ち帰り1名。テーブル席オンリーで一番奥の席に着席。メニューを確認します。
メニューはシンプルなほう
ラーメンに関してはシンプルなメニュー構成で「中華そば」と「ピリ辛中華そば」でサイドは「やきめし」で特大、並、小、ミニと4サイズあります。裏には一品のメニューがあるのはやはり中華料理店。
中華そばとやきめしのセットもあるようで、壁に掲げられていましたが単品の合計より100円ほど安くなるようです。しかし単品の価格はかなり高い。。中華そばとやきめしミニで1400円と高額。セットでお願いしても1300円です。しかし、今回は折角なので中華そばとやきめし(ミニ)のセットでお願いしました。待つ事数分で先にラーメン到着です。
中華そば(並)850円
具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、木耳となっており、全体的に茶系の色合い。
チャーシューはたっぷり
チャーシューは脂身が多めで、厚めにスライスされたものが3枚。一枚はかなり厚くなかなかの食べ応え。味も濃くはないですがしっかりと染みています。
プリプリ食感の麺と茶色く濁ったスープ
麺は少し太めの印象で「足踏みのたまご麺」とのこと。プリプリとした食感が良く、「麺を食べている」という気にさせてくれます。茹で加減もそれほど柔らかくはありません。スープは豚、鶏を使用されているようで、塩気はそれほど強く感じず。しかし個人的にはちょっともの足らない印象。
やきめしは好み
こちらのやきめし(ミニ)を注文しましたが、ミニとはいえ普通のラーメン店の(並)位の量はありそうです。いったい特大とかはどんな量なのやら。。(複数でシェアするのなら価格も納得かと)パラッと感も良く、味付けも色の割には濃く無く、ちょうどいい感じでこれは好みです。
現存店で最古の中華そば
今回私にはスープに少し物足りなさを感じましたが、私が京都の「第一旭」や「藤」などのラーメンを食べるとなんとなくホッとするように、尼崎(その周辺)のかたもこのラーメンを昔からずっと食べているので、同じような感覚があるのかな?と思えました。現存するお店で最古の中華そばを今回頂きましたが、やはり歴史が長いとその地域のかたのソウルフードとなるのだろうなあっということを再認識したような気がします。
お気に入り度:★★★☆☆(3.3)
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住所 :兵庫県尼崎市神田中通3-29
電話 :06-6411-9583
営業時間 :11:30~21:00
定休日 :水曜日(祝日の場合は営業。翌日・木曜に替休)
Webサイト:
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