
値上げを最小限にするため色々考えられている。草津塩元帥の『濃口醤油ラーメン』
【滋賀県草津市】【ラーメン】
この日の昼飯はここの近くを通ったため寄ってみることに。前回はいつ来たかな?と調べてみると2か月ほど前なんで、それほど長くは空いていないけど食いたくなるんですよね。。ということで駐車場に車を入れると2台しか停まっておらず結構空いている模様。まあ、時刻も15時頃だったので仕方がないかもしれませんが、開いているのは個人的にありがたい。
ではカウンター席に着いてメニューを確認します。
メニューは画像の通りで変更も特に無い印象。今年の3月から米飯商品の値上げはされているようですが、今回は注文していなのでまたの機会にどのくらい変わったのか調べてみたいと思います。
ただ、ラーメンに関しては3年ほど前に一度大きめの価格改定を行われました。元々、他のチェーン店と比べると少し高いイメージだった塩元帥ですが、他のチェーン店が頻繁に値上げをされる中、思ったほど値上げをされていないように私個人は感じます。下記は先日訪問した時に撮影したメニュー表で、その下は3年前の価格改定直後のメニュー表です(クリックすると拡大します)。
※2025年4月25日撮影
※2022年5月30日撮影
3年前はすべてのラーメンメニューの値上げを行われましたが、現在のメニューと見比べてみると基本である「天然塩ラーメン」と「醤油ラーメン」に関して実は税込みで1円下がっていますね。しかし他のトッピングメニューやつけ麺などはこの3年の間に20円から30円程度上がっていました。
ただ、メニューの上部を見るとラーメンの麺の量に関して記載があり、ラーメンに関しては現在130gで大盛は190gとあります。しかし3年前のメニューと比べるとどちらも5g減っているようです。つけ麺に関しては以前と同じで変更は入っていない模様。
では今回は基本では無く敢えて「濃口醤油ラーメン」を大盛で注文してみました。
濃口醤油ラーメン(大盛)
現在このラーメンを大盛で注文すると税込みで濃口醤油ラーメン(1,030円)+大盛(160円)で合計1,190円となります。具材は以前と全く変わらずでチャーシュー、ネギ、メンマ、ナルト、海苔、焦がしネギ、柚子となっています。
チャーシューはもう何年も変わらない厚めで大きなサイズ。トロけるようなタイプでは無く、適度な噛み応えもあり食べ応えもなかなかあります。
麺はやや平たい形状でしっかりとした食感があり、個人的にはほぼ大盛必須というくらいにいつも大盛にしています。スープは醤油と鰹の風味が強めで油感もなかなかあります。元々はスタッフさんのまかないとして食べていたものが定番メニュー化したものとのこと。
今回は「濃口醤油ラーメン」を食べてみましたが、醤油、鰹の風味が強めで油感もあって塩と並んで好きな一杯。塩ラーメンのお店ではあるものの、もともとは総大醤という醤油のお店がルーツなんで醤油ラーメンが旨いのも当然なのかもしれません。
価格面に関しては以前はどちらかというとちょっと高めの印象を持っていたものの、値上げは思ったほど多くはされていないためか、まわりの価格が上がっているので現在ではその印象も薄くなったような気がします。
また前述したように基本の塩と醤油はそれほど値上げせずにトッピングがあるものに関して少し上げたり(現在のチェーン店も並盛は据え置きで大盛以上を値上げしたりされていますね)、麺の量をほんの少し減らしたりと値上げを最小限にしようと色々考えられているように思えました。
個人的には好きなお店なんでまだまだ訪問すると思いますが、原材料(光熱費)等の高騰などが落ち着いたら価格を戻してもらえたらありがたい限りです。
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