今や激レア店舗となってしまった？！青い看板の「そば処 吉野家」でもりそば（特盛）を食べてみた。

2022年3月10日2022年11月20日吉野家,和食そば,ざるそば,まぐろ丼,そば処吉野家宇治槙島

この日は昼より宇治市の現場へ入ることに。特に難しい作業では無かったので、問題も無く終了。帰り道で何十回も前を通りながら、かなり前に一度入ったかな？という曖昧な記憶しかないこちらで昼飯を食べることにしました。
 

そば処 吉野家 宇治槙島店

随分前からここにありますが、特徴的なのはオレンジ色では無く、青い看板の吉野家であるところ。それもそのはずで、こちらは「そば処」となっており、吉野家でありながらそばや丼ものが食べられるお店です。しかしながら今やこの形態のお店は激レア店舗となっている様です。

 

全国に13店舗？

吉野家の公式HPの店舗検索では、そば処だけを選択条件に入力出来るのでやってみたら何と13件しかヒットしません。。ネット上でそば処吉野家の情報を探してみると、6、7年前くらいには30店舗くらいあったんですね。

かなり減ってるけど検索条件がおかしいのかな？との疑惑（笑）もあったので、大手の某口コミサイトでも"そば処吉野家“で検索。

30数件上がってきましたが、閉店扱いになっているものや関係のない別の店を除くと16店舗まで減ることに。そして吉野家のリストに無い3店舗を調べてみると、全部栃木県のお店で、そのすべてが普通の吉野家に変更されていました。

と言うことでかなり店舗が減ってしまっているそば処ですが、以前は近畿にも数軒あった様で、今やそれもここ宇治槙島店のみとなった模様。個人的に次に近いお店は100Km以上離れた愛知県のお店（笑）

では前知識を入れたところでメニューを確認します。
 

メニューは豊富

ちょっと長いですが、メニューは画像をご覧ください。そばはもりだけではなく、温かいものや冷たいもの、定番のものとひととおり揃っています。

もちろん吉野家の看板である牛丼もありますが、通常の吉野家とは全く違う構成となっています。しかし周りのお客さんの注文を聞いているとそば関係を注文する人と、牛丼系のみを注文する人の割合はこの時に限ってですが半々くらいの印象でしょうか。

ではせっかくのそば処吉野家なんで、普段の吉野家では味わえ無いものにしようと思い、まぐろ丼（小盛）ともりそばのセットを注文することに。ただ、冷たいそばなら特盛まで増量できる（もちろん有料）ので、特盛でお願いしました。
 

まぐろ丼（小盛）そばセット

セットはまぐろ丼ともりそば、そしてつゆと恐らくまぐろ丼の醤油入れと思われる小皿が付いています。つゆにはネギと山葵が付いており、想像していたものよりも醤油っ気はキツく無く、割とまろやかなものに思えました。

 

そばは十割

蕎麦は「打ちたて」「茹でたて」の十割そばとのことで、蕎麦の太さには若干のバラツキがありますね。十割そばの読み方は個人的に”じゅうわりそば”なのか”とわりそば”なのか悩みますが、ネットで調べるとどちらでも良いみたいな感じで書かれているところも。

十割そばはもちろん”つなぎを使わずそば粉だけで作ったそば”のことで、香りと蕎麦本来の旨味が楽しめるものと言われており、やや太めに仕上げられているのも特徴。

実際に食べてみると風味は想像していたよりもあまり感じず（笑）ほんのりと感じられる程度かな？蕎麦の量を増やすのは野暮なことなのかもしれませんが、個人的にはこの特盛くらいあると満足感もありますね。

 

まぐろ丼（小盛）

小盛なんでそれほど量は多く無く、ご飯の上に刻み海苔、大葉、そしてまぐろのたたきの様な形のものが載せられています。特筆するような感じでは無いですが、そう言えば前の日にはま寿司でトロを食べたんだったわ（笑）

 

そば湯もあります

壁にそば湯もある旨が書かれた貼紙があったのでお願いしたら、ポットに入った状態で持って来られました。つけ麺のスープ割よりも上品でホッとしますね。

 
吉野家の公式HPの店舗一覧には全国1200店舗の記載がありますが、そば処吉野家は全国にわずか13店舗と激レアの店舗と言わざるを得ない状態になっている地域が多く存在しているかと。

しかし蕎麦を手軽に食べることが出来ますし、吉野家の牛丼と合わせて食べることも可能なんで、出来ればこれ以上店舗減にならなければいいのですが。。状況を見る限り厳しいかなあ。。個人的には何とか頑張って貰いたいですね。

※これらの情報は記載時点のものです。