マクドナルド1号店にもあった歴史あるメニュー『フィレオフィッシュ』を数十年ぶりに食べてみた感想。
【滋賀県草津市】【ハンバーガー】
この日はマクドナルドの公式HPを見ていたのですが、その中に日本マクドナルド50年の歴史というページがあります。そこを読んでいると日本マクドナルドが設立されたのは1971年5月ともう53年も前になるんですね。
マクドナルドとしての1号店は1971年7月20日に銀座三越の1階にオープンした銀座店。オープン当時は店内に座席が無く、立ち食いか持ち帰るしかなかったこともあってか、”行儀が悪い”と意見などもあり、あまり客も入らなかったようです。しかし当時の店長さんの話では外国人の団体が入ったのがきっかけに若者がたくさん来るようになってきたそうです(ネット上調べ)。
しかしこちらも1984年(昭和59年)に移転閉店し、その後移転した銀座晴海通り店も2007年に残念ながら閉店しています。現存するマクドナルドで最も古い店舗は銀座店のオープン4日に出店された代々木店で国内初の客席を備えた店舗とのこと。
そんなマクドナルド1号店では当時どんなメニューを提供されたのか気になったので調べてみると、公式HPに記載がありました。当時販売されたのは下記商品だったようです。
ハンバーガー、チーズバーガーは当然にも思えますが、フィレオフィッシュやビッグマックも当時にもう存在していたんですね~。
前置きが非常に長くなってしまいましたが、ここで気になったのが「フィレオフィッシュ」。53年前に1号店がオープンした時からあるメニューですが、私自身最後に食べたのは社会人になる前のおそらく数十年前。
久しぶりに食べてみようと思い、早速注文してみますが夕方ということもあり、どうせなら「倍」で注文してみることに。
倍フィレオフィッシュ
17時以降の夜マックで提供されているのが倍シリーズで、パティ等が倍量になる商品。フィレオフィッシュもあるのかな?と思い探してみると、「倍フィレオフィッシュ」として販売されていたので注文してみました。
紙でくるんだ状態では無く箱に入った形で提供。開けてみると確かにフィッシュポーション(白身魚フライ)が2枚重ねなったものがバンズに挟まれています。
バンズはフワッとした食感であまりクセも無いタイプ。フィッシュポーションの下にはチーズが置かれておりサイズは小さめ。チーズバーガーなどの半分くらいですが、その方がバランスが良いみたいです。
フィッシュポーションにはタルタル
フィッシュポーションに使用されている魚はスケソウダラでアメリカ、ロシアで獲れたものだけを使用されているとのこと。外側はカリッとしており、中は柔らかな魚の身でタルタルソースとの相性がかなり良い。ただ倍の場合はタルタルソースがちょっと足りない印象でしょうか。
感想
今回はマクドナルド1号店がオープンした時から提供されている「フィレオフィッシュ」を数十年ぶりに食べてみました。今回はフィッシュポーションが倍になる「倍フィレオフィッシュ」にしてみたので、少し違う部分はありながらも基本的なところは変わらないかと。
その上での感想を下記のようにまとめてみました。
- パティとは違いかなりサッパリと食べられるのは変わらず
- フィッシュポーションとタルタルの相性の良さ
- タルタルだけでは少し味が単調になる気も
- 倍だとタルタルソースが足りない
最初の二つは以前から変わっていない部分ですが、最近のハンバーガーのソースは色んな味を組み合わせたものも多く、タルタルだけでは少し単調に思える部分も。また、これは倍フィレオフィッシュにした場合になりますが、2枚のフィッシュポーションではタルタルの量が私には足りませんでした。
1994年、2019年とリニューアルをされているフィレオフィッシュですが、現状の私には少し物足らないメニューになる印象です。ただ、1号店のオープンから53年以上も存在(アメリカではもっと前から)しているメニューなので、根強いファンがいるのは間違いないでしょうね。
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