
「食品の価格動向」の資料を見て、近所の長く訪問しているお店の価格と比べてみる。
【京都市伏見区】【ラーメン】
今回は文章ばかりで愚痴っぽい記事です(笑)
最近はホントに何もかも価格が上がっており、そのくせ給料は大してあがらない。大企業の一部では新卒の給料が大幅にアップしたといったニュースも見ますが、先輩社員の給料はどうなってるんでしょうね?一律に上げるなら分かるけど、先輩社員は何もまだ出来ない新入社員が自分より給料が高いとなったらモチベーションも維持できないでしょう。
ウチの会社はまだそんな感じでは無いですが、私個人の給料が上がらないのは自分のせいやろな(笑)それをおいても、昨今の物価の上がり方は酷すぎる印象。
食品の価格動向
このブログは食べ歩き記録のため、食品についてだけ調べてみたのですが、食品の価格動向という資料が農林水産省のHPにあります。そちらからお借りしたひとつがこれ。
※出典:農林水産省 食品の価格動向より
その資料の中にある「消費者物価指数」とは何ぞや?と思って調べたら、AIがまとめてくれたのは下記のとおり。
消費者物価指数(CPI)は、日常生活で消費する品物やサービスの価格の変動を示す経済指標です。物価の変動を反映した指数として「経済の体温計」とも呼ばれ、政府や企業、国民生活など幅広く利用されています。
この資料は2020年を100として基準にしており、それ以前は100以下なので安い状態。しかし2022年頃から急激に上がり始めて現在に至ります。ここ2年くらいは凄い上がり方になっているのですが、実際のお店ではどうなのか知りたくなったので自身のブログ等から価格を一部調べてみることにしました。
調べるのも時間がかかりひとりでは大変なんで、たった1店舗のサンプルとなるものの、私が10年以上通っているお店の過去の画像等から調べてみることに。対象にしたお店の名前は伏せておきますが伏見区のお店です。
調べる方法については2012年くらいから画像で価格確認できた年月をランダムに抽出。メニューはデフォのラーメンと定食メニューのギョーザ定食に絞って調べた結果が下記になります。
年月 | ラーメン | ギョーザ定食 |
---|---|---|
2012年1月 | 650円 | 950円 |
2014年4月 | 消費増税8%になる | |
2014年5月 | 670円 | 980円 |
2019年10月 | 消費増税10%になる | |
2019年11月 | 690円 | 1,050円 |
2021年11月 | 690円 | 1,050円 |
2022年5月 | 690円 | 1,050円 |
2023年4月 | 750円 | 1,150円 |
2024年12月 | 850円 | 1,300円 |
こちらのお店では基本的に消費増税があった時だけ価格を上げておられました。これは当然だと思いますし、2014年4月に8%になって価格を上げた後は2019年10月に10%になるまでずっと同じ価格での提供。そして2022年5月までの3年くらいも価格を維持されているのは確認しています。
しかし2023年4月に確認した時は一気に60円アップし、昨年12月に確認した時はさらに100円アップと、10年以上かけてゆっくり上がっていた価格が1年ちょっとでかなり上昇しているような状況です。
まさに冒頭に載せた「食品の価格動向」のグラフと同じような曲線を描いているのかと思われます(データが少ないのでグラフにしませんでしたが)。
もちろんお店も商売なので仕入れが上がれば販売価格を上げないと成り立たないので当然のことかと思います。チェーン店でも例外では無く、未だ値上げラッシュは止まりませんが理由はだいたい同じで、エネルギー高騰、為替の影響による原材料高、物流費、人件費等コストの長期的上昇ということを書かれています。
現状、価格が下がる気配を感じるどころか、まだまだ上がりそうな予感も。私も食べ歩きという趣味?をブログにしていますが、最近感じるのはラーメン屋さんで例えると定食を食べる機会が少なくなり単品で注文することが多くなっていることでしょうか。
今回はたまたま食品の価格動向の資料を見かけたので、実際のお店の価格変動と簡単に比較してみたところ、やはり資料と同じような曲線を描くであろうと想像できました。
お店ももちろん値上げは本意では無いと思いますし、しかし商売である以上利益は出さないといけないというジレンマに陥っている状態でしょう。消費者側も出来ることで対応していくしかない。まあ、価格上昇が気にならないくらい稼げれば良いのやろうけど(笑)
早く、この高騰が収まってくれれば良いのですが。。