薬剤師から製菓マイスターへ。ズーセス ヴェゲトゥスの『はちみつバウムクーヘン スペシャル』
京都市中京区
2023年スイーツ4軒目(今年1回目 通算1回目)
この日は休日ですが、中京区の現場で作業を行っていました。作業も大方終わりに近づき、時間が少し空いたためコインPに停めている車に戻ったついでに、事前に調べていたスグ近くにあるこちらのお店へ寄ってみました。
ズーセス ヴェゲトゥス
お店のHPを見ていると、こちらの店主さんはなかなか異色の経歴の持ち主の模様。ドイツにて修行され「製菓マイスター」の取得されたことだけでも凄いと思うのですが、日本におられた時の職業は何と「薬剤師」。
ドイツに行かれたのが1996年とのことなんで、当時はちょうど医薬分業が急速に進んだ時代。調剤薬局がたくさん病院や診療所の前にでき、薬剤師も足らない状況で京都北部等ではさらにそれが顕著に表れていました。薬剤師の時給もうなぎ上りだった記憶もあります。
その薬剤師の仕事を辞めて渡独されたのは凄い決断かと思いますが、もしかしたら医薬分業が急速に広まるほんの少し前だったのかもしれません。
渡独のきっかけや屋号の由来等についても書かれているので、それらはお店のHPでご確認下さい。
100g当たりの量り売り
バームクーヘンの種類は色々あるようですが、並んでいたのはほぼ看板商品の「はちみつバウムクーヘン」。元々これを買って帰るつもりだったので良いのですが、3段になったものは無い様子。。
家族分もということで3段にしたかったのですが、2段と1段を買うか?でも何か中途半端やし。。とか色々考えていましたが、結局もっと大きなサイズの「はちみつバウムクーヘン スペシャル」を買うことに(笑)こちらでは100g当たりの量り売りのようなので、個体によって若干の価格差は発生する模様。
お持たせ仕様もあるみたい
今回は家で食べるだけなので、袋入りで全く問題ありません。ただお持たせ仕様の箱入りバージョンもある(価格はアップ)みたいです。
はちみつバウムクーヘン スペシャル
表面や横にはミツバチやてんとう虫、四つ葉のクローバー?のようなほどこされており、小さなお子さんも喜びそうな見た目でしょうか?公式HPによると14層くらい焼いていると記載されており手間もかなりかかっていそう。外側の茶色い部分はここも手を加えてこのような形状にされているとのこと。
また焼く工程の中ではちみつを垂らしかけられており、このはちみつはドイツから取り寄せたリューベッカ製「はちみつマジパン」と書かれています。
子供が3人分、6カットしました。目分量でやった割にはそれなりにちゃんとカット出来ているかな(笑)食べてみると優しい甘みがあり、洋酒の風味と玉子感が割と強めに感じます。密度高めのしっかりとしたバームクーヘンですが、意外にサッパリとした味わいで、重く感じることもありません。
今回はバームクーヘンが食べたくなったので、こちらのお店にてテイクアウトし「はちみつバウムクーヘン スペシャル」を食べてみました。公式HPを見るとなかなか手間暇かけて作られているこの商品。実際に食べてみても、しっかりとした食感ながら、意外に食べてみるとさっぱりとした味わいで重くない。優しい甘みと洋酒と玉子の風味もしっかりしており、ごだわりも感じられる一品でした。
こちらの店主さんは薬剤師から製菓マイスターへと異色の経歴の持ち主というのは前述通り。私が同じ立場ならそのまま薬剤師を続けていたやろな。。でも、やはり若いうちに目標ややりたいことをしっかりと決め、それに向かうというのも大事なことのひとつかと思えました。
【最後に個人的に感じたことの簡単なまとめです】
- しっかりとした食感ながら意外に重くない
- 優しい甘みと洋酒と玉子の風味
- 特にありません
※これらの情報は記載時点のものです。
住所 | 京都市中京区松本町575-2 |
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電話 | 075-634-5908 |
営業時間 | 12:00開店(商品がなくなり次第閉店) |
定休日 | 月曜・火曜・水曜 |
Webサイト | http://www.sv-baum.com/docs/index.html |