中村軒 - 昔ながらのスタイルの和菓子
京都市西京区
2014年和菓子1軒目(今年1回目 通算1回目)
「宝屋」ではラーメン1杯しか食べなかったので、所要時間も15分ほど。そして体調悪いにも関わらず、なぜか和菓子が食べたい(もちろん家に帰ってからです)と思い検索。すると美味しそうな「みたらし団子」の画像があるお店が割りと近くにあったので早速向かってみました。
中村軒
食べログでは中々の高評価のこちら。創業は明治16年と老舗のお店に入るでしょうか。
たくさんの和菓子
店頭ではたくさんの和菓子が販売されています。(写真はほんの一部)創業当時から販売されている「かつら饅頭」や名物の「麦代餅」がこちらのメインの商品のようで、それ以外にも良く聞く名前の和菓子もありました。
店内でも食事が出来るようです
甘味のメニューは当然かもしれませんが豊富で、甘いもの初心者の私にはちょっとまだ早そうな(笑)ものが多い印象。また、甘いもの以外にも「お食事」としてにゅうめんやうなぎ茶漬けのセットなどもあるようです。こちらのメニューも気になりますが、今回はネット上のみたらしだんごの写真に釣られたので、ゲットするのはやはり「みたらしだんご」。それから名物の「麦代餅」に照準を合わせての訪問です。
みたらしだんご(白味噌)
みたらしだんごは「醤油」を狙っていたのですが、この日はなんと売り切れ。。。白味噌がなんとか残っている状態でした。私の浅い和菓子経験ではみたらし団子で「白味噌」というのは初めて。買って帰ってから少し時間が経っていたため、硬くなっていたのでレンジでチン。(容器にも冷めて硬くなった時はレンジで温めてとあります)
餅の焦げ目は香ばしく、白味噌の風味も良いのですが少し温めが足りなかったためかまだ少し硬め。出来立てならかなり旨そうな印象でした。
麦代餅(むぎてもち)
こちらは名物の「麦代餅」。この餅の名前の由来はお店のHPに下記のようにあります。
「麦代餅は昔から、麦刈りや田植えどきの間食として供せられ、また、多忙な農家などでは日頃もこれが重宝がられました。
かつては、この一回分の間食が麦代餅二個でしたが、これを農作業の各田畑まで直接お届けし、農繁期も終わった半夏生の頃、その代金としてあらためて麦を頂戴しにあがったのです。(麦代餅二個につき約五合の割)いわゆる物々交換の名残でございます。
このように、麦と交換いたしましたので、「麦代餅」の名が生まれました。」(お店HPの説明から一部抜粋)
中の餡は粒あんで、この小豆はかまどで焚かれているようです。和菓子初心者の私にはわかりませんが(笑)お餅も上品で柔らかく、餡子も食べ応えもあるので好きな方にはたまらない一品かと。
駐車場案内の看板
お店の横に駐車場の案内がありました。駐車場は複数あるようで今回は道路を挟んで向かい側にある3台分程の駐車場に停めました。
和菓子もやはりいい
今回頂いた「みたらしだんご」と「麦代餅」。こちらのお店は昔からある和菓子のスタイルで、あまり変化を付けずに販売されているようです。和菓子では綺麗で芸術のようなものを出すお店もあるとは思いますが、素朴ながら素材や製法に拘る和菓子もなかなか良いように思えました。
おまけ
昨日、万里さんからとある画像が送られてきました。師団街道沿いにある「ラーメンバンズ」。最近なんか閉まってるなあと思っていたのですが、どうやらこんな理由があったようです。
2月12日(水)に再オープン。「麺道 賭けてます」とも書いてあります。何か変わるのか楽しみなんで、また訪問してみようと思います。
お気に入り度:★★★☆☆(3.3)
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住所 :京都市西京区桂浅原町61
電話 :075-315-0811
営業時間 :7:30~18:00 ※茶店は9:30~17:45(L.O)
定休日 :水曜日(祝日の場合は営業)
Webサイト:http://www.nakamuraken.co.jp/
※これらの情報は記載時時点のものです。変更されている場合があります。