
【2024年保存版】土用の丑の日も近いので、大手牛丼系チェーンの「うなぎ」を実食してまとめてみた。
【全国】【まとめ記事】
この時期になると「土用の丑の日」が鰻と共に方々から聞こえて来ますが、実は土用の丑の日は年に6回あるそうです。2024年は1月26日(金)、4月19日(金)、5月1日(水)、7月24日(水)、8月5日(月)、10月28日(月)となっており、暑い季節ばかりに聞く気もしますが四季を通じてあります。
そんな土用の丑の日も直近では7月24日と8月5日。1ヶ月以上前からあちらこちらで鰻メニューが登場し、大手牛丼系チェーン店(すき家、なか卯、松屋、吉野家)も例外ではありません。
今回はこれら4店舗が提供する鰻メニューを食べてみて、私個人の独断と偏見に満ちた(笑)感想を書いておこうかと思います。ちなみに各社のうなぎメニューは1枚盛だけでは無く2枚盛やトリプルといったものも提供されてはいますが、個人的な事情で一番シンプルなメニューしか食べられない(高いのはムリ)ので、一番価格の安いもので比較をしております。
では今年のうなぎを1番最初に食べたすき家から。
すき家
すき家のうなぎメニューは記事記載時点でこのようになっております。※うな皿等は省いています。
メニュー | サイズと価格(税込) |
---|---|
うな丼 | 並盛950円 ごはん大盛990円 |
特うな丼 | うなぎ2枚(ごはん)大盛1,590円 |
うな牛 | 並盛1,150円 ごはん大盛1,190円 特盛(うなぎ2枚ごはん大盛)1,790円 |
※山椒の小袋付き |
すき家では丼形式での提供となっており、山椒の小袋が付属。うなぎの量は2枚盛まで提供されています。また、牛肉とうなぎを載せた「うな牛」も毎年販売されています。
実食:うな丼(並盛)税込950円
今年6月に実食した、うな丼(並盛)です。特長と感想は下記にまとめておきます。
- 【感想】やや厚みもあり、ふっくらと柔らかな食感
- 【感想】タレは甘辛く、甘みの方が強め
- 【感想】香ばしさはそれほど感じず
- 【感想】タレの量はしっかりめ
- 【特長】ご飯大盛は+40円
- 【特長】山椒は小袋にて別添
価格的には千円を切った形となっており、ごはんを大盛にしても990円(+40円)。うなぎは「タレをつけて焼く工程を三度繰り返している」とのこと。
では2店舗目はなか卯です。
なか卯
なか卯で提供されている、鰻メニューは記事記載時点で下記の通り。
商品名 | サイズや価格(税込) |
---|---|
うな重 | 並盛 950円 ごはん大盛 1,020円 |
牛うな重 | 並盛 1,190円 ごはん大盛 1,260円 |
うなぎ特盛 | ごはん大盛 1,590円 |
うなぎ豪快盛 | ごはん大盛 2,230円 |
すき家と同じゼンショーHDですが、すき家とはまた違った雰囲気になる、お重での提供となっています。特盛は2枚、豪快盛は3枚盛の設定となっており、この2種類の場合は丼での提供となる模様。また牛肉と一緒に載せた「牛うな重」も販売されています。
実食:うな重(並盛)税込950円
6月に実食した「うな重(並盛)」です。感想と特長は下記にまとめておきます。
- 【感想】ふっくらと柔らかな食感
- 【感想】タレは甘辛く、甘みの方が強め
- 【感想】香ばしさはそれほど感じず
- 【感想】タレの量は少なめ
- 【特長】錦糸卵も載せられている
- 【特長】ご飯大盛にすると+70円
- 【特長】山椒は卓上に置かれているものを使用
すき家と同じグループのなか卯ですが、並盛の価格は同じながらもご飯大盛は少し高め。特長としてはうなぎと一緒に”錦糸卵が載せられている”部分になるかと思います。
また鰻の焼き方に関してはすき家と同じく「タレをつけて焼く工程を三度繰り返している」と公式に書かれていました。
続きまして3店舗目は松屋です。
松屋
松屋で提供されている、鰻メニューの一覧です。※うなぎ牛皿は省いております。
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
うな丼 | 980円 |
うな丼ダブル | 1,680円 |
うな丼トリプル | 2,380円 |
うなぎコンボ牛めし | 1,180円 |
うなぎコンボ牛めしダブル | 1,880円 |
うなぎコンボ牛めしトリプル | 2,580円 |
※山椒の小袋付き ※味噌汁・お新香付き ※ご飯大盛無料 |
松屋でもなか卯と同じくダブル、トリプルサイズまで提供されており、牛肉とのコンボもあります。
実食:うな丼 税込980円
6月に実食した「うな丼」です。同じく感想と特長を下記にまとめています。
- 【感想】ふっくらと柔らかな食感
- 【感想】タレは甘辛く、甘みの方が強め
- 【感想】香ばしさはそれほど感じず
- 【感想】タレの量は少なめ
- 【特長】味噌汁とお新香が付属
- 【特長】ご飯大盛も無料!
- 【特長】山椒は小袋で別添
うなぎ自体はすき家やなか卯とサイズや食べた感想等はそれほど大きくは変わらないのが正直なところ。しかし松屋のうなぎの一番の特長は味噌汁とお新香が標準で付属しており、ご飯大盛が無料というところでしょうか。
また、焼き方はすき家、なか卯のつけて焼く3回繰り返しに対して、松屋では4度繰り返し行っているとのこと。
では最後の4店舗目は吉野家です。
吉野家
吉野家で提供されている、鰻メニューの一覧です。※鰻皿は省いています。
商品名 | 価格(税込) |
---|---|
鰻重(一枚盛) | 1,207円 |
鰻重(二枚盛) | 2,021円 |
鰻重牛小鉢セット(一枚盛) | 1,524円 |
鰻重牛小鉢セット(二枚盛) | 2,338円 |
※山椒の小袋付き |
実食:鰻重(一枚盛) 税込1,207円
6月に実食した「鰻重(一枚盛)」です。同じく感想と特長を下記にまとめています。
- 【感想】ふっくらと柔らかな食感
- 【感想】サイズは他店より大きめ
- 【感想】尻尾付近には香ばしさもあり
- 【特長】価格は他店より高め
- 【特長】山椒は小袋で別添
最後にそれぞれの良かったところを記載
最後に各社の一番安いうなぎメニューにおいて、それぞれの良かった部分を記載しておきます。
お店 | 良かったところ |
---|---|
すき家 | 価格はなか卯と同じだが、松屋、吉野家より安め。 |
なか卯 | お重での提供で錦糸卵も載っており、どことなく上品さあり |
松屋 | うなぎだけでは無く、味噌汁・お新香が付属でご飯大盛無料 |
吉野家 | サイズが一番大きめで、香ばしさもあり |
うなぎだけで比べてみると大きさや個人的な好みでは吉野家が一番良かったのですが、価格は他のお店より高い。価格やお手軽、お得感という形で考えると、私的には味噌汁、お新香が標準で付属している松屋が、総合的には好印象に思えました。
まあ、これは個人的な好みなんですけどね(笑)
もうすぐ土用の丑の日。うなぎを食べる時の参考にちょっとでもなれば幸いです。