
アレンジも達人?特長は守りつつも自分流に。頑固麺の『山形風 鳥中華』
【京都市伏見区】【ラーメン】
この日は社内での作業。いつもより少し早めに昼飯を取りに出られたので、まだ開いているこちらのお店へ入ることにしました。伏見でも人気のお店のひとつで観光地である伏見稲荷からは微妙に離れてはいるためか、それほど観光客は見ない印象。ただ、私も以前のようにヘビロテしている訳では無いのであくまで感覚だけですけどね(笑)
また、いつものように鶏中華にしようかと思っていると限定のつけ麺の他に、この日は下記のような投稿がSNSにありました。
お知らせです。
17日に限定をします。
限定B15食限定
頑固麺流
山形風 鳥中華
さっぱりした魚介清湯にサンダー麺を合わせました!
じんわり旨み広がる中華そばに仕上げてます。
替玉✖️
肉増し(レアチャーシュー)、味玉、ネギ増しOK pic.twitter.com/UvsAKiVPia— 頑固麺 (@GankoMen) December 16, 2024
「山形風 鳥中華」。
私自身は山形に行ったことが無いため、地元で提供されている鳥中華がどんなものなのかは正直なところ分かりません。
”頑固麺流”とあるので、店主さんオリジナルの部分を取り入れたものには間違いなさそう。早速、これを購入し外待ち数分程度で店内に案内され、ほどなくしてラーメンが到着しました。
頑固麺流 山形風 鳥中華
私も歳を取ってきてすっかりと濃厚がキツくなってしまいましたが、この見た目からはキツさは感じず。具材は多めにのっており、炙られた鶏肉の他にはネギ、刻み海苔、揚げ玉、三つ葉など。
なかなか旨そうなビジュアルですが、山形の鳥中華というものはどんなものなのかネットで調べてみてまとめると下記ような感じ。
お店によって違いはもちろんありますが、基本は”蕎麦店から生まれたラーメン”で、そば屋のそばつゆをベースにしたものらしい。具材には鶏肉、海苔、天かすなどをトッピングした麺料理とのこと。
鶏肉はタップリと載っており、炙られているため食べる前から香ばしい風味がします。甘めの味わいでなかなか食べ応えもあるため、これ一杯でも満足感はありました。
麺は太めのサンダー麺。強い縮れはスープとも良く絡み、あっさりしたスープとの相性も良い印象。スープは醤油の存在を強く感じ、確かにそばつゆの雰囲気もあるかと。ただ、こちらの鶏中華のような複雑な旨味の味わいもあるように思えます。
今回は事前に知っていた訳では無くお店に到着してから知った、「頑固麺流 山形風 鳥中華」を食べてみました。鶏肉や海苔、天かす(揚げ玉)、そばつゆ風といったベースは守りつつも、自分流(頑固麺流)にアレンジされているこの商品。
過去より地方のラーメンをベースにした、〇〇風ラーメンは限定として提供されており、私も何度か食べましたが旨いのが多いんですよね。ホントにこちらの店主さんはアレンジの達人やなといつも思います。
こちらのメインである伏見屈指の濃厚鶏豚骨を提供しながらも、つけ麺の限定や今回のような地方のラーメンをアレンジしたものも提供されているのはスゴイですね。
お店の情報