知らない人も増えている?過去に吉野家の窮地を救った『豚丼』の歴史を調べてみた。

吉野家豚丼,吉野家24号線竹田久保町

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【京都市伏見区】【豚丼】

この日の昼飯はまた遅くなってしまったので近所の吉野家へ。先日、体調を崩してからそれほど経っていないため、あっさりめに食べようと思って注文したのは「豚丼」。

私個人としてはかなり好きなメニューのひとつで、一時期は牛丼よりもこればかり食べていたこともあります。
 
そんな豚丼ですが、いつ誕生したのかご存知でしょうか?恐らく若い人の中には知らない人もおられ、そういった方も増えているように感じます。そんな豚丼の歴史を今回はちょっと調べてみましたので、ご興味のある方はお付き合い下さい。

ただ、個人で調べたものになりますので、参考程度に見て貰えたら幸いです。

 
まずは下記の表に公式HPのニュースリリース等からまとめて簡単に流れを書くとこんな感じになります。

年月詳細
2004年2月BSE問題の影響により牛丼販売休止
2004年3月

2011年12月
「豚丼」の販売期間
2016年4月一度目の「豚丼」の復刻
2018年3月新味「豚丼」販売開始
2021年1月元祖「豚丼」として二度目の復刻販売

公式にあるニュースリリースを元に当時私はどう豚丼と向き合っていたのか、出来る限り(笑)思い出してみました。

 

牛丼販売休止

2003年にアメリカでBSEに感染した疑いのある牛が発見され、その影響をモロに受けたお店のひとつが吉野家。現在は豊富なメニューを提供されていますが、当時は朝食メニューや牛鮭定食以外はほぼ牛丼しか無かった記憶があります(ちょっと曖昧ですけど)。

アメリカ産の牛肉に頼っていた吉野家は、牛肉の確保が出来なくなり他国からの輸入も考えられたみたいですが、結局品質確保が出来ないため牛丼の販売を休止されることに。

当時、私も仕事の途中で取る牛丼には大変お世話になっていたため、それが食べられなくなるのはかなりショックでした。

 

豚丼の販売を開始

牛丼の販売が終了した後、カレー丼等も販売されので当時も食べてみました。しかしカレー丼に関しては何というか残念な気持ちしか残らなかった記憶があります。恐らく牛丼が食べられなくなり、その代わりがこれかという意識があったかもしれません。

しかし、その中でも唯一私の中で気に入ったのが「豚丼」。2004年3月から2011年12月まで販売されており、2008年3月の牛丼24時間販売が再開されてから後も豚丼は売られていたので、既に一部の顧客から受け入れられていたのかと思われます。しかしその豚丼も2011年12月に販売終了となりました。

 

1度目の復刻

そして暫く何もなく、2016年4月に1度目の復刻販売がされます。しかし当時の私はラーメンに夢中で(笑)、吉野家には2014年から2019年くらいまでほぼ訪問しておりません。そのため、復刻された時の記憶は全くありませんのであしからず。。

 

何故か「新味」登場

そして2018年3月に何故か「新味」として豚丼が販売されました。この新味は2021年1月まで販売されることになりますが、私は先の理由で結局食べることになったのは販売終了になる2日前。十数年ぶりに食べた豚丼となったものの、記憶は曖昧ながらタレに少し違和感を感じた事を当時のブログにも書いています(当時は新味に変わっていることを知らずに食べている)。

 

そして二度目の復刻

そして新味を食べた3日後(2021年1月12日)に二度目の復刻販売され、「元祖」という表記がなされました。新味を提供されてはいましたが、やはり以前の味を希望する客が多かったようで、そのため2004年3月から販売した『豚丼』の味わいを踏襲うえでの復刻だったようです。

復刻販売された4日後に食べた当時の私は”思わず「これや。この味やな」と声が出てしまった”と書いてますね(笑)

 
ここまで長々と豚丼の販売された流れと自分の曖昧な記憶をすり合わせて書いてみましたが、ちょっと疲れて来たので、この日食べた豚丼の画像でも。

 

豚丼(並)

柔らかな豚肉とさっぱりした味わいのタレ、そして味の染みたタマネギが旨い。新味は今から考えると濃いめの味だったように思えます。

 
現在、個人的に豚丼にするトッピングでお気に入りなのは「海苔」。生たまごも悪く無いのですが、豚丼のタレがあっさりめなため、玉子を入れるとかなりマイルドになってしまうので最近は玉子とは合わせていません。海苔は風味が良くなるし、豚丼のタレも薄まらないので気に入ってますね。

 
豚丼はBSE問題の影響を受けた吉野家の窮地を救った商品なのは間違いないと私は思います。その時の経験を踏まえて現在はリスク分散のためか、かなり豊富なメニューを取り扱っておられますので、今の若い人にとってはそんな窮地を救った商品ということも知らない人もいるでしょうし、一商品のひとつかもしれません。

でも当時、牛丼を食えなかったので豚丼ばかり食べていた人には懐かしく定番もしくは特別の味となっている人もいるでしょうね。私を含めて。

 
今回は吉野家の豚丼の歴史を自分なりにまとめてみたのですが、ちょっと長くなってしまいました(笑)

 

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住所京都市伏見区竹田久保町68
電話075-646-1267
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定休日無休
Webサイトhttps://www.yoshinoya.com/



 

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吉野家豚丼,吉野家24号線竹田久保町

Posted by masa