
創業の古さでは上位だった。現在営業している伏見のラーメン店の中でも老舗と言える『一番星』。
【京都市伏見区】【ラーメン】
この日は昨年9月から訪問していなかったこちらのお店で昼飯を食べたくなり向かうことに。お店の前に大きめのレンタカーが停まっていましたが、先に入っていた客は観光客っぽい印象。というのも店主さんに伏見稲荷の行き方を聞いていたのでそう判断したんですけどね。
私もそれほど多く訪問している訳では無いため、どのくらいの頻度で観光客が来ているのかは分かりませんが、少なくとも今までそれっぽい人は見たことがない気がします。しかし現在はアチコチに観光客がいるので、このお店にも来られるようになってきたのかもしれません。
では、店主さんとお客の会話を聞きながらメニューを確認します。
昨年9月と変化はなし
数年前と比べると段階的に値上げをされてきており、現在はラーメン(並)で850円。三年半くらい前は700円だったんですけどね。。ホントにこの原材料等の高騰はどうにかならんのかな。。
ただ、麺の大盛に関しては以前から+100円と変わっていないので今回は大盛でお願いしました。待つこと数分で到着です。
ラーメン(大)
私自身こちらへ来るようになって13年くらいになりますが、当時から見た目等はほぼ変わっておりません。具材はチャーシュー、ネギ、メンマ、モヤシとなっており、具材が多めに載せられているのが特長です。
※下記は11年くらい前に食べた同じメニュー「ラーメン(大)」です。画像の撮り方や当時のスマホの性能等で多少の差はありますが、見た目などはほとんど同じですね。
具材の特長をそれぞれ書いておきます。チャーシューのサイズはやや小さ目ながら食感は柔らかく量も多め。味付けはあっさりめに仕上げられています。麺は細めで何も指定しなければ柔らかめで提供されます。
スープのベースは豚骨を使用されているかと思いますが、それほど濃いものでは無くどちらかというとあっさり。以前は物足りなさは否めないなと思っていたのですが、最近は全く感じずちょうど良い塩梅。私が歳を取って来たからなのかもしれません(笑)
卓上にある辛味噌は途中で投入すると風味がガラッと変わります。ただ、溶けにくいためレンゲ等を使用して少しずつ溶かしたほうが良いかと。辛味と酸味が加わり味変としては結構強いほうだと思います。
久しぶりにこちらのお店へ来ましたが、初訪の13年前とラーメンは変わっておらず、むしろ変わったのは自分の方かもしれません。以前は物足りなさも感じたスープも、現在の私にはちょうど良い濃さで非常に食べ易い。
こちらで40年以上営業されている(1977年?真偽不明)と聞いているので、伏見の中でも老舗となるお店のひとつかと。現在も営業されているお店の中でこちらより長くされているのはどこなのかな?と伏見区のお店で探してみたのですが、ほとんど無い(笑)某大手口コミサイトなど複数で確認してはみましたが真偽は確かめられませんでした。
恐らくラーメン銀閣(1974年?)はここよりも古いと思うのですが、他にも八光軒(1975年?)、太陽軒(1979年?)、大黒ラーメン本店(1983年)などと同じくらいから営業されているのは凄い。現在伏見で営業されているお店の中で創業の古さから言えばかなり上位に入るかと思われます。
個人的にも好きなお店のひとつなんでまだまだ頑張ってもらいたいと思うものの、ご無理はしない程度で営業して頂けたらと思います。
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