
山の中ならではのカレーを食べる。道の駅 和の『はたけしめじゴロゴロカレー』
【京都府船井郡京丹波町】【カレー】
この日は京都府北部へ行った後、帰り道はいつものように下道。10年前までは京都縦貫道も丹波ICから京丹波わちICまでは繋がっていなかったため、この時期に京都北部へ移動していた人は京丹波わちICまで下道を通った経験のある人も多いかと。
私もそのひとりでもっと前の綾部まで下道の時に比べて楽になったなあと思っていました。しかし2015年に丹波ー和知間も繋がって、下道を走る車は激減。地元の方に聞いてみても車の量はかなり減ったとおっしゃっていました。
そんな中、丹波ICに近いやまがた屋は無くなってしまったものの、2015年当時にもうひとつ厳しいやろなあと思っていたのが、この道の駅和(なごみ)。
以前は人もそれほど多くはなく、普通の道の駅という感じでしたが、2020年にリニューアルされ専門の業者か何かが入ったのか分からないものの以前とは印象が変わりました。店内のレストランや商品もかなり変わり、地元の食材等を使用したメニューを全面に押し出した感じに。
店内レストランも変わって前にある川や山を見ながら食べることが出来ます(画像に川は写ってませんが、手前にあります(笑))。
ではリニューアル後、何度も訪問して山の幸を使用したメニューを食べてみましたが、今回はまだ未食の「はたけしめじゴロゴロカレー」を注文してみることに。混んでいる時は先に席を確保(番号表を置いて)してから券売機で注文し、注文したものは自動で厨房に入るので番号を呼ばれたら受取口に向かいます。
はたけしめじゴロゴロカレー
カレールーはかかっていない状態で、ルーは別容器での提供。この容器はソースポット、グレイビーボートと呼ばれるもので、個人的には全く見なくなったもののひとつ。他に福神漬けとらっきょも付属しています。
ルーは一気にご飯にかけて頂きます。ご飯の皿にはレタスとコロッケが載せられており、コロッケは普通のポテト系で珍しいものではない感じ。
カレーは辛みはそれほど強くないもののスパイス感があり、地元野菜はゴロゴロとやや大きめにカットされているため食べ応えもまずまず。そして今回主役となる、はたけしめじはクセはほとんど感じず、カレーとも馴染んでいる印象。
今回は山の中にある道の駅で「はたけしめじゴロゴロカレー」を食べてみました。目の前に広がる山や川の風景を見ながら地元のはたけしめじや野菜を使用したカレーを食べるのはなかなか良いものですね。
この道の駅和もここ数年でレストランやメニュー、販売している商品、イベントなどの変更はあったものの、お店の見た目などは全く変わっていません。個人的に30年近く前から京都北部、中部をウロウロしていますが、この和知近辺の風景もほとんど変わっていないように思えます。敢えて言うなら以前はなかった高速道路の高架が目に入るようになったくらいかな?
この30年でほとんど変わらなかったとはいえ、今後30年でどうなるかは誰にも分からん。30年後でもこの山や川の風景は残って欲しいと個人的には思いますが、恐らく私が見れることは無いやろな(笑)
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