
酷暑でもグッと食べ易くなる。郷土料理をアレンジした、松屋の『山形だしわさびとろろ牛めし』
【滋賀県草津市】【牛めし】
前日は所用でウォーキングに出られませんでしたが、この日の休日は朝から出発。しかし朝でももう30℃を軽く超えており33℃。。暑すぎてこの時期は30分歩くのがやっとで、3kmほど歩いて終了。
ブランチを取るために松屋へ向かいますが、なかなかこの時期には良さそうな商品が販売されていたので食べてみることに。その商品とは3年ぶりに復活したという「山形だしわさびとろろ牛めし」。
2024年7月23日より提供されており、山形だしとわさび、とろろを牛めしに載せたものらしい。しかし個人的に”山形だし”には馴染みがないため、まずはどんなものなのか調べてみました。
山形だしと書かれていますが、農林水産省のページを見ていると、山形では単に”だし”と呼ばれている模様。HPの方から一部を抜粋してみるとこんな風に書かれています。
野菜を生のまま手軽に食べられる夏の山形県の定番料理。山々に囲まれ夏は高温多湿で非常に暑さが厳しい村山地域を中心に食べられてきたといわれており、現在でも地元の人々の生活に定着している一品。暑さで食欲がなくなる時期に、きゅうりやなすなど水分を多く含む夏野菜と青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたのが「だし」。昔から農繁期のスピード料理としても親しまれてきた。
「だし」という名前の由来は、出汁のようにほかの食材を引き立てる事から「だし」となった説や、包丁で野菜を細かく切り“出す”ことから「だし」となった説、また、野菜を刻んで味付けしただけで手早く食卓に“出す”ことから「だし」となったなど、諸説ある。
-農林水産省のうちの郷土料理より
”だし”はなす、きゅうり、みょうが、青じそなどを使用するのが基本ですが、特に厳密な決まりは無さそうで、松屋ではこの郷土料理をとろろや山葵と合わせたものを、さらに牛めしに載せて提供されています。
山葵と味噌汁が付属
丼にはいつもの様に味噌汁が付属し、さらに別添で山葵も。しかし山葵はちょっと少なめで、これに小皿を使うのはもったいないと思ってしまうのは貧乏性か(笑)
山形だしわさびとろろ牛めし(並)
通常の牛めしの上にとろろが載せられ、さらにその上に山形だしが載っています。すき家にはとろろと山葵が載った「わさび山かけ牛丼」があり、個人的にかなり好きな一品。今回はそれと似た部分もあり、山形だしがさらにプラスされているところに期待大。
さっぱりして風味も良い
山形だしは大きめにカットされたキュウリの食感が良く、大葉や茗荷といった爽やかな風味も好印象。とろろとは違った透明感のある粘り気のあるものは何やろ?とろろと合わさってネバネバ感が強くなっていますが、めかぶか何かを細かくカットしたものなのかな?
山葵はもうちょい欲しいところ
途中で山葵を投入するとツンとした風味が付加され、さらに風味も良くなりますね。ただ、ちょっと山葵の量が少ない。。個人的にはもうちょい欲しいところでしょうか。
まとめ
今回は2024年7月23日より発売された「山形だしわさびとろろ牛めし」を食べてみました。元々、すき家のわさび山かけ牛丼が好きな(松屋ではないですが)私ですが、今回のはさらに山形だしをプラスした様な商品。
キュウリの食感や大葉や茗荷のさっぱりした爽やかな風味と、とろろ等のネバネバ感も楽しめる商品で、牛めしもよりさっぱりと食べることが出来る一品でした。現在、相当な暑さで酷暑となっていますが、そんな時でも牛めしがグッと食べ易くなる郷土料理をアレンジした丼ですね。
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