
醤油ラーメンというジャンルで考えたらどうなん?天下一品の『あっさり』
【京都市伏見区】【ラーメン】
先週末はかなり労働時間が長く、オッサンにはかなりダメージをくらう仕事でしたが1日の休みでは全く復活せん。。しかし何十年もやってきた習慣の影響か、疲れていようが何故か朝はいつも通りに起きて会社向かってしまうのが恐ろしい(笑)
この日は久しぶりに出かけるところがないため、社内でどうしてもやらないとダメな作業を朝からこなし気が付くと時刻は15時を回ってしまいました。ということで通し営業で駐車場もあるこちらのお店へ久しぶりに訪問してきました。
最近は天一に来ても”こってり”を食べることがほぼ無くなりました。。天一といえばこってりながら、もう歳には勝てないですね(笑)しかしこってりとは違うものの、屋台の味やあっさりもある。これだけこってりという大きな看板があるにも関わらずあっさりを提供されているのかというと、天下一品ファンメディアに記載があり、過去に新聞のインタビューにて木村会長がこのように答えておられたようです。
本音を言うと何種類も作りたくないが、お客さんを無視するわけにはいかん。うちに家族で来てくれても、こってりだけだと、おじいちゃん、おばあちゃんが食べられない。お年寄りも食べられるラーメンをと、あっさりを作った。
こってりという看板だけでもやっていけそうなのに、お客のことを考えてあっさりも提供されているところがさすがですね。
そんなあっさりですが、どのくらい注文されているのか気になって以前に調べた時の記事がこれ。
記事でも記載していますが、あっさりの注文率は3割。天一に来たらこってりやろという人からすると意外に多いなと思うかもしれません。
では待っている間に先にコレを頂いておきます。
無料の惣菜
こちら竹田店の特長となりますが、ラーメンを頼んだ場合に無料の惣菜コーナーが利用出来ます。画像のようなマカロニもありますが、定番なのはネギや辛ニラやもやしナムルといったところ。辛味噌もここに置かれていたので取って来ました。
あっさり(並)
具材はチャーシュー、ネギ、メンマと超定番。背脂が浮いておりこってりとは全く違う見た目です。注文時にニンニクの有無を聞かれますが、可能であれば入れた方が旨いです。
チャーシューは薄いながらもいつもよりサイズは大きい。ただそれほど食べ応えがあるわけではありません。
麺はしっかりとした強めの食感で独特の風味がします。かんすいの風味なのかもしれませんが、こってりの時はほとんど気にならないものがあっさりだとこの風味が顕著の分かるように思えます。ただこの風味は個人的に嫌なものではなく、味わいのひとつとして楽しめるくらいかな。
スープはこってりと同じく鶏ガラや野菜を使用したものとなっているものの、こちらは透明感のあるスープとなっています。旨味しっかりと感じられ背脂も浮いてあっさりながらもこってり感(こってりと比べてはだめ)もあります。途中で取ってきた辛味噌を投入すると味が激変しますので初めての場合は少しずつ試したほうが良いかと。
最初はチャーハン定食にしようかと考えていたのですが価格が1,310円とそこそこするため、それほど差はないものの少し安い1,250円の定食から「こってり唐揚げ定食」を注文してみました。
こってりスープに漬け込んだという唐揚げはこってりの風味は分からないものの、下味はしっかりと付いておりコロモはカリッとしてなかなか旨い。やや小さめサイズながら4個もあって、にんにく薬味マヨネーズを付けるとさらに旨く感じる一品ですね。チャーハン定食よりもボリューム感があるように思えました。
個人的にこってりラーメンは食べたいと非常に思うものの、歳をとると体がついてこない。。最近はもっぱらあっさりばかりを食べていますが、このあっさりはこってりという大きな存在のためあまり目立たず、天一であっさりを注文すると”え?天一であっさり?”と言われる始末(笑)
しかし大看板商品の前ではかすんでしまうことはあっても、例えば醤油ラーメンというジャンルだけで考えてみると、醤油の風味と鶏がらの旨味もしっかりと感じられ背脂も浮いてそれなりのこってり感もあるため、なかなか旨いラーメンではないかと個人的に思います。このあっさりが天一ではなく、他の違うお店で販売されていたとしたら、これが看板商品になる可能性も無きにしも非ずと思ってしまいました。
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