”あっさりした昭和の味”とお店も掲げる、京都宮津の地域密着店。あかしやの『チャーシューメン』
【京都府宮津市】【ラーメン】1-3
この日は久しぶりに宮津の現場へ午前から入っていました。ちょっと時間がかかりましたが終了後、昼飯は昨年9年ぶりに入ったお店で取ることに。
昨年入ったのにまた行くの?と思われるかもしれませんが、昨年はどうしても気になるメニューを食べてしまい、最初に訪問した時のラーメンを食べていなかったため、再度食べてみようと思って入ることに。下記は昨年訪問した時の記事です。
らーめん あかしや
最初にこちらへ来たのは2014年になるので、もう10年近く経ちます。駐車場はお店の南側に2台分ありますが、軽トラが真ん中に停めとる(笑)ちょうど私が入る時に出て行った老夫婦かと思われますが、店主さんとも知り合いの感じで地元客なのでしょう。後客もひとりいましたが、入って来るなりメニューも見ずに”醤油とライス”だけ告げて着席していたので、この人も地元客なのかと思われます。
下記は10年近く前に訪問した時の外観画像ですが、提灯の色と暖簾の赤が少し薄くなったくらいでほとんど変わらない印象。入口のドアはすりガラスのため、中の様子は全く分からないところは入りにくさを感じさせます(笑)
※2014年に訪問した時の外観
昭和の味と掲示されている
メニューは壁にあるのとカウンター席の頭上にあるものだけです。ラーメンメニューを列挙してみると、醤油、みそ、しお、チャーシュー、ミソバター、バター、モロコシ、バターモロコシ、ワカメ、野菜、パイタンとかなり種類は豊富。ただ、”迷ったらチャーシューメン”とも書かれているのが面白い。
また、チャーシューメン、チャーシュー入り以外はチャーシューは入っていない旨も書かれていますので、チャーシューを食べたい場合は注意が必要かと。
そして一番上には「あっさりした昭和の味です」の掲示があり、10年近く前に食べた時と変わらないのか気になったので同じ「チャーシューメン(醤油)」を注文してみました。待つこと6分ほどでラーメンの到着です。
チャーシューメン(醤油 大盛)
具材はチャーシュー、モヤシ、ワカメ、ネギとなっており、確かに見た目はあっさりした印象。10年近く前に食べた時と具材の配置場所も同じで、見た目も全く変わっていません。
歯応えのあるチャーシュー
チャーシューは4枚載っており、歯応えもしっかりとあるタイプ。ほんの少し肉特有の臭みも残っており、10年前と比べるとややカタメの食感に感じました。
麺には歯切れの良さも
麺は少し太めで茹で加減は指定していませんが、カタメで提供されザックリした歯切れの良さもあります。大盛にしたので量的にはちょうど良い印象。
スープのベースは弱いが
スープのベースが弱いのは否めませんが、最後に何かタレか油のようなものを回しかけておられ、その影響か独特の香ばしい風味があるのも以前と変わらず。あっさりしていながらもスープに油はそこそこ浮いています。
まとめ
今回は10年近く前と同じ「チャーシューメン(醤油)」を再度食べてみました。チャーシュー以外は当時とほぼ変わらない印象で、やや物足りなさは否めないものの、メニュー上に掲げられているように”あっさりした昭和の味”と言われるとその通りにも思える味わいかと。
いつからこの地で営業されているのか気になり調べてみましたが、確信に至る情報はありません。ただ、某大手口コミサイトにレビュワーさんが書かれている内容では、50年営業されている(レビュー投稿時点)との記載があり(店主さんと話して聞かれたのかも)、これが事実であれば宮津でも老舗のお店となりますね。
この日も複数の地元客と思われる人と居合わせましたが、ノスタルジックなラーメンを提供されているこちらは地域密着のお店なのは間違いありません。
お店の情報