
のり弁の歴史とは?ほっかほっか亭の『のりスペシャル』
【滋賀県草津市】【弁当】
この日は自分でも何でか分かりませんが妙にのり弁が食べたい。。それも通常のサイズのものでは無くスペシャルで。スペシャルとなると買いに行く先はほっかほっか亭になりますが、このスペシャルは2025年6月にリニューアルされています。
ここでふと思ったのがのり弁って昔からあるけど、どういった歴史があるのかな?ということが気になったので簡単に調べてみると、ほっかほっか亭の公式アカウントがこんな投稿をしていました。
投稿いただきありがとうございます🍱✨
『のり弁当』の元祖は「ほっかほっか亭」ってご存じでしたか?
歴史を紐解いていくと・・・
昭和30年代
家庭に広まっていた「のりおかか弁当」がのり弁当のモデルです。… https://t.co/kihWUB0a3X— ほっかほっか亭【公式】 (@HokkahokkaP) August 28, 2024
今では当たり前のように読んでいる「のり弁」ですが、その元祖はほっかほっか亭だったとは。さらに調べてみるとほっかほっか亭の公式HPの中のコンテンツにもっと詳しく書かれています。
このページにあるのり弁についての部分をまとめてみるとこんな感じ。
- のりおかか弁当がのり弁当の原型
- ほっかほっか亭1号店がのり弁当を商品化
- 創業から2年ほどは白身フライではなく焼き魚だった
のり弁の原型は昭和30年台後半に多くの家庭で食べられていた「のりおかか弁当」。その後、昭和51年6月にほっかほっか亭の1号店がオープンし、その初期メニューにのり弁当(当時の価格260円)があり商品化したことにより広まっていったとのこと。
また創業から2年ほどは現在の白身フライでは無く、ホキの味噌漬けを焼いたものが載せられていたのですが焼くのに時間がかかるのがネックだったようです。しかし創業者のアイデアで白身フライとちくわ天になったそうです。
ザクっと調べてみただけですが原型がご飯におかかとしょうゆをかけ、それに海苔を載せた「おかかご飯」だったとは。確かに子供の頃はご飯に鰹節と醤油をかけ海苔を載せたものが弁当のご飯になっていた記憶があるなあ。。
では前置きが非常に長くなりましたが、今回はのり弁をさらにグレードアップした「のりスペシャル」で食べてみました。
のりスペシャル
2024年にもリニューアルされたのですがエビフライが無くなったりしてボリューム感も失ったためか、販売量も減ったと書かれている記事もネット上で見つけることが出来ます。しかし今年6月のリニューアルではエビフライも復活。のりスペシャルの価格は現在税込み790円ですが、この価格も30円ほど下げられての提供となったようです。
海苔はご飯全体を覆うくらいの大きさで切れ目が入っているので食べやすい。海苔の下にはちゃんとおかかもあり、醤油もかけられているかと思われます。お店によっては昆布なども載ったものもありますが、おかかだけというのもシンプルで好印象かと。

スペシャルの場合、おかずとなるものは白身フライ、ちくわ天、エビフライ、コロッケ、ウインナー、きんぴらとなかなか多くボリューム感も申し分無いかと。ソース類はオリジナルソースとマヨしょうゆが付属しており、個人的にはこのマヨしょうゆが好きで白身フライ、エビフライ、ちくわ天につけて頂きました。

ちょっとした付け合わせのような形でニラ玉、ポテサラ、ブロッコリーもあり、油ものが多い中ではこれらがちょうどいい箸休め的な存在になってますね。
今回は何故か「のりスペシャル」が妙に食べたくなったついでにのり弁の歴史についても少しだけ調べてみました。その結果、のり弁当の元祖はほっかほっか亭であったこと。そしてのり弁当の原型となったのは当時家庭で食べられていたおかか弁当だったこと。また現在では当たり前のようになっているおかずの白身フライは創業当初は焼き魚だったことなどを知ることが出来ました。
私自身ものり弁やのりスペシャルは若い頃も良く食べていた記憶があり、現在でも好きなメニューのひとつ。スーパー等で弁当を選ぶときもついついのり弁になってしまうことがあります。何でそうなるのかな?と考えてみると私自身が惹かれるのは恐らく白身フライでは無くご飯にのったおかかと海苔かと。
子供の頃の弁当が海苔、おかかになっている時が多く、そのうえそれが好きだったんでしょうね。しかし歳を取ってから色々と分かってきますが、子供の頃の記憶というのは何十年経っても影響することがあると思うとビックリしますね(笑)
お店の情報














