かつては京都・滋賀にも店舗があった8番らーめん。懐かしい『野菜らーめん』を福井で味わう。
【福井県福井市】【ラーメン】
この日は福井出張の作業中。作業が落ち着いたところで遅い昼飯を取ることにしました。現場周辺の飲食店をザクッと検索すると気になるお店を発見。早速向かうことにしました。
向かったのは8番らーめん二の宮店。
8番ラーメンは石川県の発祥で昭和42年に国道8号線沿いに最初のお店がオープン。屋号は国道8号線にちなんで「8番らーめん」となったのは有名な話。現在(記事公開時点公式HPより)は、石川県に49店舗、富山県に31店舗、福井県に27店舗、岡山県に6店舗、長野県に1店舗を展開。
しかし一番驚いたのは何故かタイに158店舗もあること(ベトナムにも3店舗)。
そんな8番らーめんですが、かつては京都や滋賀にもお店がありました。
京都や滋賀には1店舗ずつあった記憶があり、京都のお店についてはブログを始める前(十数年前)に何度か訪問したことがあります。京都のお店は市内の葛野大路九条、滋賀のお店は彦根にありましたが、残念ながら京都のお店は2018年、彦根のお店は2014年頃に閉店されています。
前置きがちょっと長くなりましたが、あの吉祥院のお店で食べた(記憶はおぼろげですが)懐かしいラーメンを期待して、まずはメニューを確認します。
メニューは豊富だが
メニューはメインの野菜らーめんを筆頭にかなり豊富。全部を撮るのもしんどい(笑)ので、野菜らーめん部分だけ撮りました(詳しくは公式HPで確認下さい)。では注文するのは当時京都でも食べた「野菜らーめん」。
スープは味噌、塩、醤油、バター風味から選ぶことが可能で、バター風味(塩ベース)のみチャーシューの代わりにバターがのっているとのこと。京都のお店では塩を食べた記憶がありますが、一番最初に来ている「味噌」がおすすめなのだろうと判断し今回は味噌でお願いしました。
では、待つこと5分ほどでラーメンの到着です。
野菜らーめん(味噌)
タップリの野菜の他にチャーシューとメンマ、そして象徴的な”8”が描かれたカマボコ(ハチカマと言うらしい)が載せられているのは過去に食べた時と同じ。
たっぷりの野菜
野菜はキャベツ、モヤシ、人参、タマネギなどたっぷりと載せられています。これらは炒められており、柔らかさもありながらも適度な食感で旨味もスープに付加されている印象。
太く平たい形状の麺
麺は太く平たい形状をしており、滑らかな口当たり。大盛の設定はあるのか不明ながら、通常でもそこそこ量もあり、個人的にも結構好きな麺でした。
野菜と合う味噌スープ
スープは味噌らしいしっかりとした風味がしており、野菜の旨味なども入っているためか物足りなさは感じず。塩と野菜は合う印象ですが、味噌もやっぱり合いますね。
これも必須
そして卓上に置かれていたのがこのスパイス。「8番特製胡椒」と書かれており、黒胡椒、白胡椒、ガーリック、オニオンなどがブレンドされたものとのこと。これを入れるとラーメンにアクセントが付いて良い具合に変化。これは途中で投入するのは必須かと。
まとめ
8番ラーメンに関しては滋賀では10年近く前に無くなり、京都でも6年くらい前に閉店。以前に何度か食べた味もなかなか味わうことも出来なくなってしまうことに。
しかし、今回は福井県に出張ということで、久しぶりに8番ラーメンの「野菜らーめん」を味わうことが出来ました。ただ、十数年前に食べた記憶もかなり薄れており、現在のラーメンとは比較できませんが、改めて食べてみるとラーメン単品の価格も安く、野菜も摂れ麺も太い平打ちで食べ応えもあり、味噌なら冬もなかなか温まりそうな一杯でした。
ただひとつ記憶にしっかりと残っているのが「ハチカマ」。これだけでも懐かしい気分になれた気がしますね(笑)
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