ほとんど話題にならないメニューやけど歴史は長い。吉野家の『牛鮭定食』
【京都市伏見区】【定食】
最近、社内でも色々とやることが多く、昼飯をゆっくり取る時間もあまりないため、近所のお店でサクッと済ますことが増えています。。この日も時刻は15時を回ってしまったので、いつもの吉野家で食べることにしました。
お店でここ1年くらいでちょっと変化を感じるのはたまに外国人観光客と思われる客を見かけること。伏見稲荷からもそれなりに離れているけど、吉野家で食べるのも観光のひとつになっているんかな?
その辺は良くわかりませんが、今回は妙にこの定食が食べたくなったため注文することにしました。それがコレ。
牛鮭定食
この牛鮭定食が販売されたのは1997年とのことなんで、もう27年も経つので歴史もある定食。当時は朝しか定食をやっておらず、初めて24時間提供する定食だったのだとか。途中BSE問題等で販売休止になったこともあるようですが、私自身はこれが販売された頃は社会人として働いていたため、お昼に良く食べていた記憶もあります。
私自身に関して言えばその後、ラーメンばかりを食べる様になり全く口にしなくなりました。しかし今年に入って十数年ぶりに食べてみたところ、この組み合わせがなかなか良く、そんな理由もあってか当時も良く食べていたのかと思われます。
そんな牛鮭定食ですが、昔の価格はどうだったのか?ということが気になり、ネット上にある画像等を調べてみた結果がこれ。
※ネット上での画像等を限られた時間で調べただけのため、間違い等もあるかもしれませんがご了承下さい。
年代 | 価格 |
---|---|
2010年頃 | 530円(税込なのかは不明) |
2010年4月 | 500円(税込なのかは不明) |
2012年9月 | 490円(税込なのかは不明) |
2016年6月 | 580円(税込) |
2019年9月 | 538円(税別) |
2020年1月 | 548円(税別) |
2022年10月 | 598円(税別) |
2023年12月 | 626円(税別) |
2024年12月(現在) | 698円(税別) |
十数年前はワンコイン近くで食べられた定食も現在は税別で698円(税込だと店内は767円)と700円も軽く超えてしまっています。特にここ数年の値上がりはやはりかなり大きいですね。ただ、一定に値上げされている訳では無く、値下げも行われていたこともあるようで、牛丼と同じくその時の情勢で上下したのかと思われますが、最近は前述通りに値上げ一色なのは辛いところ。
牛皿の量はそれほど多くはないものの鮭もあるので、このくらいでも問題なし。いつもの吉野家の牛肉とつゆの味わいです。
鮭は全く骨が無いのは相変わらず。脂のノリはもうひとつで塩気もあまり感じませんが身は柔らかな食感。以前はトラウトサーモン(海水養殖のニジマス)を使用されていたみたいですが、現在はどうなのかは調べきれず。
牛肉と鮭を一緒に食べられるのが私には好印象。ご飯もススムおかずですが、今回は大盛にもせず、おかわりもせずで抑えました(笑)
今回は今年2月に十数年ぶりに食べた「牛鮭定食」を今度はそれほど期間も空けずに再度食べてみました。牛肉と魚を同時に食べられる組み合わせは個人的になかなか好印象。現在は鯖との組み合わせがあるものの、以前はこれしか無かったので貴重な組み合わせのメニューでした。
しかし吉野家の公式HPにあるニュースにおいて2007年から現在まで”牛鮭定食”で検索してみてもヒットするのは2010年のひとつだけ(わたし調べ)。ほとんど話題になることが無いメニューかもしれませんが、販売されてから27年も経つロングセラーの定食なんで、ファンが多くいるのは間違いないかと(笑)
お店の情報